Nr.17 ゲルバー・ムスカテラー アンフォラ（エスターハージー）

Nr.17 Gelber Muskateller Amphora 2021（ESTERHÁZY）

＜テロワール＞
エスターハージーワインが所有する畑はワイン産地ノイジードラーゼ＝ヒューゲルラントの中心、ライタゲビルゲとルスターヒューゲルラントの南向きにスロープにあります。それぞれの異なる土壌や気候にある様々な畑の特殊性により、ワインの味わいに反映されます
＜プロジェクトワイン＞
エスターハージーは国際市場向けの生産・醸造方法やマーケティング手法をとっていましたが、ここへきてオーストリア国内におけるワインづくり、とりわけブルゲンラント、ライタベルクに再度注目しました。そこで、この地域の特色である、独特の石灰質土壌や粘板 岩土壌を前面に表現したワインを造るため、このプロジェクトを始めました。エスターハージーはこれまでの膨大なデータと経験をもとに、型破りな醸造技術、様々な貯蔵容器を使用し、魅力的なワインを創り出します。このプロジェクトは、地域の特色を生かした、高品質な少量生産のワインを作るためのものです。
＜葡萄品種＞ゲルバー・ムスカテーラー
＜カテゴリー＞プロジェクトワイン
＜産地＞オーストリア ノイジードラーゼ・ヒューゲルラント
＜格付け＞ランドワイン
＜醸造＞
alc.11.2%
acid 4.9g/l
res.sugar 1.0g/l
土壌はライタベルグ石灰土壌。葡萄は手作業で収穫され、皮ごと6週間発酵、5%はコンクリートエッグタンクで全房発酵、その 後、コンクリートエッグタンクで5ヶ月間細かい澱と共に静置、自然にマロラクティック発酵、熟成。ノンフィルターにて瓶詰め。年間生産量1300本
＜ワイン＞
淡い麦わら色で、ノンフィルターですが、濁りはほとんどありません。ユーカリ、ニワトコの実、オレンジの皮の強烈なアロマ が鼻に広がり、葡萄本来の果実が広がります。コンクリートエッグで熟成させることで生まれる繊細で正確な酸味としっかりと した味わい。 わずか11%の軽いアルコール度にもかかわらず、このワインは多くのストラクチャーを持っています。ライトオレンジワインです。